2011年12月15日

チェルノブイリ・ハート


『チェルノブイリ・ハート

観ました...



ドキュメンタリー映画としてのメッセージ性、完成度はだった...


急いで撮影・編集したのか?

映画の終わり方も、福島の事故の結果を受けたコメントになっていてたけど、

「ちょっと待って!」と言いたくなる


ただ、

放射能被曝(内部被曝)の悲惨さと深刻さを


生々しく目の当たりにされ、

考えさせられる事も多々...


チェルノブイリ原子力発電所事故から25年経った今も、

癌や心臓病といった健康被害が、当時子供だった人や、

事故後に産まれてくる子供達に、明らかに増えてきている現実

(映画は2003年作品)



原発事故による被曝と発病との因果関係が明らかにできないために

補償金も受け取れていない...


(先進国レベルの)治療も満足に受けられていない...

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チェルノブイリ事故の何倍もの放射性物質が放出されたとの

福島の原発事故


大きな代償が払われたチェルノブイリから学び

最善を尽くさなければいけないのに、


あきらかにかけ離れている現実

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自分達を含め、

住んでいる場所を問わず、

内部被曝に対してもっと温度差なく


敏感に対応していければ

(子供に敏感になれとは言えないので、その両親に)


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私たち、大人の決断が


子供達の命の鍵を握っているのかもしれない




何が大切か、


ただひたすらに生きていく子供達の姿から


私たちは学んで、もっともっと行動できるはず


もっともっと変えて行けるはず






2011年12月14日

いまさら、月食


いまさらながら、月食の話題...

当日(2011年12月10日)は、我が家にしては珍しく、

泊まりの来客あり




来客と月食で、今日ばかりは娘も夜更かし公認

22:00

自宅近くの隅田川のほとりで月食鑑賞...のはずが


(写真の背景の高層マンションは月島、我が家とは無関係)


ハッスルする娘の遊び相手に、お客様のクロちゃんも駆り出され

月食はそこそこに、ただ、夜中に遊ぶ怪しい親子状態




ただ、娘がチョークで描いた絵は

勢いがあって、大変よろしい!!





作品名:『太陽!』

この後、スケボーしながら

すっかり月が隠れる所までは

みんなで楽しめました



なんだかとても良い時間

たまには夜の散歩もありですね




2011年12月6日

祝島シーカヤック


長崎・九十九島のあと、

山口県の瀬戸内

祝島(いわいしま)へ

(実は、妊娠中にもカヤックで祝島へは行ったことがあったので、2度目)





2泊3日のツーリング

今回は3日分の水を積んで行く

(ビールは祝島で買い出し!)




K2の組み立ては晴れの日に限る!

これが雨だと想像するだけでウンザリする


11月にパンツ一丁なんて、最高!


漕ぎ始めてすぐの燈台は我々のお気に入り!

赤いタイル造りでかわいらしい





初日は牛島(うしま)でキャンプ

向かいには祝島、特別な思いで見るからか、

ちょっと、意味ありげな存在感を感じる




娘は、打ち上げられたクラゲと格闘...




何故か、ここのフナムシは動きがのろい

4歳児にも簡単に捕まってしまう... 




翌日、海況はイマイチな中、祝島へ




上陸場所はここしかない...漁港の西端にある砂利浜

風波で寄せる波が激しく、何度も躊躇したあげく、何とか上陸



そこで、我々の上陸を心配そうに見ていた、おじいちゃんと、おばあちゃんが、

小さい子供も連れてるし、ほっとけなかった様で、



「今、お芋を焼きよるけぇ、ちょっと待っちょきぃさん」

「寒かったろう、お風呂に入って行かんかぃね?」



さすがに、お風呂は遠慮して、

焼き芋とコーヒー(来客用のインスタント)をご馳走になりました

おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう!!


この出会いこそが、祝島を象徴している気がしてます

自然そのものが祝島の宝、

そう思って島の人たちは28年間、原発に反対してきました


----------------- 4年半前 -----------------


4年半前(妊娠5,6ヶ月の頃) も

祝島で良い出会いに恵まれて

写真のおじいちゃんに島を案内してもらったり、

島の歴史のお話を聞きました

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良い出会いは島の一部だけれど

やっぱりその島を象徴しているのだと思います


祝島はまだまだ前進しようと頑張っています




そして、「祝島島民の会」を支える山戸孝さん

(山戸さんは、鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」にも出演されています)

直接お会いして話しをしたく連絡していましたが、

今回は海のタイミングが合わず、

次回に持越し、また祝島に来いという縁でしょう


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話は戻って、



今回のおじいちゃんは、ずっと海に出る仕事(漁師?)をしてたとの事

曰く、

「この北風は、午後には凪(な)ぐよ」

半信半疑のまま、町を散策に (天気予報は終日風)



海況が不安で長居をせずに島を後にしたけど、

おじいちゃんの予報が的中

出艇後しばらくしたら、完全に凪(な)ぎ


おじいちゃん、すばらしい!!



二日目の寝床は、

上関原子力発電所の建設予定地を向かいに見る、

天田島(あまたじま)


ラーメン食べて

祠にお参りして



午後は、今年最後の海ということで、

寒いけど、頑張って海をパトロール






最後は四代(しだい)港でツーリング終了



上陸後、娘はコンクリートの塀を、何度も何度も場所を替えて登る...


次の旅はボルダリングかにゃ?




----------------- おまけ -----------------

オバケクラゲともっと遊びたかったなぁ





2011年11月26日

九十九島シーカヤック



2011年10月中旬〜


九十九島(長崎県)で、家族三人

5泊6日のカヤックツーリング





娘はもうすぐ4歳  !

色々と可能性が増してきました



ツーリング前後ですっかりお世話になったのは、


佐世保のアウトドアショップ、




娘的には、左は「じぃじ」こと岡本さん、右はガイドの「つつみさん」こと堤さん


1週間のツーリングの日以外は

お二人に毎日の様に会って、とにかくお世話になりました

九十九島での良い出会いに感謝です





----------------- カヤック -----------------

食料は白米中心の無補給体制

ビールは高島と黒島で買い足し!



九十九島と言っても、実際は208の島からなる多島群

そのほとんどは無人島

そんな島々を娘と、天候・海峡・風・地形図とにらめっこしながら

ツーリングできる楽しさ(不安も)


実際、地形図と照合しながら漕がないと、自分の位置が分からなくなるほど...



大人だけのツーリングとは違って、

早朝から半日漕いで、お昼は上陸して食べる作戦

その後は、島のパトロールやら漂着物の物色やら




彼女にとって、今回のツーリング最大のヒットは

みかん!

朝の漕ぎ始めから

「みかん、ちょーおーだいっ」





最近、彼女の流行りのセリフは

「ゲットしたぜっ」

おいっ、そんな言葉どこで覚えてくるんだ...





----------------- キャンプ -----------------

4歳直前の娘も風呂無しで6日間、よく頑張りました!



やっぱり、カヤックツーリングの醍醐味は焚き火





九十九島と言えば夕日!!







----------------- 有人島の高島・黒島 -----------------

高島では、快適なキャンプサイトと、「高島ちくわ」でニコニコ◎

できたてのテンプラとチクワに合うのはやっぱりビール!!



今回の旅では日記や航路が書けたのも、一つの前進



ついでに、ちょっとおかしいのが、志賀神社の石燈籠?狛犬?

狛鯨?




黒島では、「黒島天主堂」と、商店での買い出し


キャンプ生活の身では、ちょっとした買い出しでも目移りするが...

大人は、ビールを!

娘は、メロンシャーベットを!(なつかしいっ!)





----------------- ツーリング最終日 -----------------

夕方から降り始めた雨は、夜通し振り続け

テントは雨漏り...


そして、ツーリング最終日は大雨で寒い

まぁ、ここまで天気に恵まれてきたし、仕方ない


春雨じゃないけど、

「秋雨じゃ、濡れて参ろう」

とは言いつつも、土砂降り...帰るしかないので仕方なく漕ぐ...




濡れ鼠3匹

やっと住み慣れた佐世保シーカヤックセンターに帰って来ました

温泉♨と生ビールが待っているぅ


それにしても、6日間ほぼ無補給・風呂無しでよく頑張りました!